四方山坂太郎ブログ

自分語りとゲームとエロのブログ

AIくんに協力してもらって、ブログのテーマソングを作ってみた

こんばんは。最近暑くて全裸で暮らしているおじさんです。

AIの進歩がすさまじい(枕詞)

ってなわけで、今回はAIサービスを連携して作詞作曲を丸投げ。後ろで腕組んで「まぁいいんじゃない、続けて?」とやる無能プロデューサー四方山になってみました。

なお、音楽のことは何もわかりません。

 

もくじ

説明ッ

今回使うAIサービスは3つ!

作詞はチャットAIのChatGTPくん。品行方正。そして皆様のおもちゃ、AIのべりすと君。

作曲は最近某ニコニコ動画の某AI拓也界隈で話題のSunoAI。

おなじ情報を渡して各自一つずつ作詞してもらい、そのすべてをSunoAI君に曲を付けてもらいます。

無料プランの制限により全部を歌にすることはできないけど、別に、このブログでそんな力入れても…ねぇ。

 

SunoAIについて

SunoAIはマサチューセッツ州ケンブリッジで作られたかなり賢そうなAIだ。

場所も場所だがチームもかなり優秀らしく、それが巡り巡って日本の下品な動画サイトでおもちゃにされ、あまつさえこんな場末のクソブログのおもちゃにされるんだからAIも大変だなぁって思うよ。

無料登録すると毎日5回作曲してくれて、なんと歌詞も歌い上げてくれる。

「こんな感じの曲を作って?」と言えばそれっぽいものを作詞までしてくれるうえ、カスタムモードでは歌詞の入力とジャンル指定ができるためド素人でもアーティスト気分だ。これ文章AI君たち要らなかったな。

ちなみに作曲は2曲ずつになるのでなんだかお得だ。

音楽生成はオルフェウスとかが変な意味で有名になったりしたが、それをはるかに凌駕するクオリティで作曲してくれる。実際街中で流れてても違和感のないレベルなので、一度使ってみると腰を抜かすかもしれない。

 

Suno AIは下記のリンクからアクセスできる。

www.suno.ai

ChatGTP君に作詞依頼

ChatGTP君は品行方正、人間の鑑だ。そのまま作曲させたら愛だの希望だの描いてきそうで嫌だったので、いくつかパラメータを与えてそれっぽい歌詞を書くようにしてみた。ジャンルはGTP君に丸投げした。

 

指示は以下の通り。

 

あなたにはこれから、架空のアーティスト「ケネス・ヨン・シー」として作詞をしてもらいます。 

ケネスは若者に非常に人気のあるポップアーティストで、アニメや映画など様々なテーマソングを作りその深い作品理解と表現力で高い評価を受けています。 

出力は 「タイトル」 「ジャンル」 「歌詞」 の順で出力してください。

 試しに「世界が水没したポストアポカリプスをサバイバルするゲーム」のテーマソングを出力してください。

 

例として前回の記事で紹介したゲーム、「SunkenLand」のテーマソングを作詞してもらう。

なお、ケネス・ヨン・シーは架空の人物であるため実在の人物、団体、ボカロPなどとは一切関係が無い。

作ってくれた歌詞は以下の通り。

 


「Survivor's Melody」 

(ポストアポカリプス・ポップ)

歌詞
(Verse 1)
荒野に広がる 無限の水平線
壊れた都市 過去の名残り
生き残るために 手にした銃
夢を追い求めて 戦いの中

(Pre-Chorus)
未来の中で 希望の灯火が
心を照らし 勇気をくれる

(Chorus)
生き抜くメロディ 響かせて
進む先には 新しい世界が広がる
絶望の中でさえ 歌声が導く
サバイバーの誇りを 胸に抱いて

(Verse 2)
仲間たちと共に 力を合わせ
困難な道を 進む未来へ
草の中に咲く 希望の花
過去の痛みを 風化させて

(Pre-Chorus)
明日への扉が 開かれる時
信じる心で 新たな旅へ

(Chorus)
生き抜くメロディ 響かせて
進む先には 新しい世界が広がる
絶望の中でさえ 歌声が導く
サバイバーの誇りを 胸に抱いて

(Bridge)
嵐が去り 夜が明ける
未来へと続く 道のりを歩む

(Chorus)
生き抜くメロディ 響かせて
進む先には 新しい世界が広がる
絶望の中でさえ 歌声が導く
サバイバーの誇りを 胸に抱いて

(Outro)
この歌が聞こえる限り
希望の旗は揺れ続ける

 

ながい。

SunoAI君は無料だと80秒の曲しか作曲してくれない。

この曲はケネスのアルバムにでも入れてもらうとして、長いからコーラスまで出力するようお願いしてからブログテーマを作ってもらうことにした。

 

「星降る夜のブログ」

ジャンル : ポップ・バラード

[Verse 1]
冴えない街の灯り
夜の帳が下りる
キーボードの前に座り
古びた机に手を添える

無名のブログ、ただの日記
貧乏中年、夢を見ている
アニメの世界、映画の魔法
キーを叩きながら、続く日々

[Pre-Chorus]
閉ざされた窓から差し込む
星屑の光が心を照らす
架空の世界、夢の中へ
言葉の舞台、続く冒険

[Chorus]
星降る夜のブログ
寂しさを紡ぎ出す
誰も知らない物語
貧乏中年の心の叫び

星降る夜のブログ
夢を追いかける場所
キーボードの音色で
綴る幻想の世界

 

ながい。

長いけどまぁ、良いかと思ったのでこの歌詞をSuno君に食わせてみることにする。

貧乏中年がブログに書くことはアニメか映画の事しかないと核心を突かれてまぁ痛いは痛いが、ただの日記って言うなよ…

「誰も知らない物語」というあたりが、物は言いようといった感じで味わい深い。

知らないというか普通に興味が無いだけだと思う。

言葉のナイフは自分で刺すのは気持ちいいけど刺されると痛いと、気色の悪い学びを得た。

正直プレコーラスくらいまでしか出力してくれないと思うけど、まぁやってみないとわからない。そう、実験でね。

日本語も対応しているが、読みがガバガバだったりするのでジャンルを正しく伝えられるか不安だ。

 

「星降る夜のブログ」作詞:ChatGTP君 作曲:SunoAI君

app.suno.ai

一曲目はイントロのシンセが素朴感じですね。パートをしっかりと分けているので、SunoAI君も進行しやすいらしく盛り上がり所があってかなり凄いですね。

始まりはポップで、サビに入ると一気に静かになるのが、なんか、いいなぁって思いましたね。深夜感があって。

ただ、やっぱりちょっと入りきらないみたいだ。が、まぁ、いいや。

 

app.suno.ai

二曲目は少し疾走感のある曲になった。なんか少年漫画原作のアニメのEDみたいですね。

ちょっと昔のインディーズロックバンドってこんな感じだったんじゃない?絶対貧乏中年とか言わなかったと思うけど。

どちらかというとこっちの方がいいかな?と思うけど、お前どう?(タメ口)

 

とりあえず2曲作ってみたが、どちらもそれっぽい感は凄く出ている。

歌詞の構成がいいのでどちらもサビ前のタメがあったり、SunoAI君は入力をよく理解していることが分かる。

さて、ChatGTP君は歌詞を出力してくれと頼めばその通りに出力してくれたがAIのべりすと君はいかがだろうか。奴は小説を書くのに特化しているので、素直に歌詞を書いてくれるか不安だ。

 

AIのべりすと君に作詞依頼

まず前提だが、やつは作詞できるのか?

ポエムでも書かせてみるのがいいかと思い、とりあえず以下を入力してみた。

 

さて、ここからは実際に歌詞を見てみましょう。
このジャンルでは代表的なアーティストであるケネス・ヨン・シー。彼の歌詞にはどのような意味が含まれているのでしょうか。

タイトル:

 

とりあえず脚注には「音楽解説番組の書き起こし」と書いておき、うまいこと歌詞の全文を書かせてしまおうという目論見である。

放っておくと番組が進行してしまうので、そこは逐次添削しつつ操縦していくことにする。

今思えばただ「歌詞」とだけ書いておけば素直に出力したかもしれない。

まずは一つ作ってもらったところ、以下の歌詞を出力した。

 

タイトル:Water Mill Beneath My Feet(足を濡らした水と私)
ジャンル:ヒップホップ、ニュー・ジャックスウィング
歌詞:
[Verse 1]
足を濡らした水と私

私は夢を見ている
君のもとへ行くための道を作ろう
君が私の前に現れた時私の心は高鳴る
[Repeat-Chorus]
君は私を虜にする。
[Repeat-Chorus]
だから私は君を離さない。
[Repeat-Chorus]
さあ一緒に行こう、この道を二人で歩こう。
[Repeat-Chorus]
君を愛しているよ、永遠に愛し続けるよ。
[Repeat-Chorus]
でももし私が君を裏切ったら、君の心は傷つくだろう。
[Repeat-Chorus]
でももし私が君に嫌われたら、私の心は傷つくだろう。
[Repeat-Chorus]
だから私は君を愛しているよ、永遠に愛し続けるよ。
[Repeat-Chorus]
でももし君が私を裏切ったら、私は君の心を傷つけるだろう。
[Repeat-Chorus]
でももし君が私に嫌われたら、私の心は傷つくだろう。
[Repeat-Chorus]
だから私は君を愛しているよ、永遠に愛し

 

なんだこれは…

サビを繰り返してフェードアウトしていく曲はあるが、リピート対象が複数あるのは完全に構文エラーだ。まさか全部フィーリングで繰り返せとでもいうのだろうか。

あとタイトルが英語なのに内容は日本語で、しかもヤンデレっぽくて怖い。

ヤンデレヒップホップジャズとか新しすぎて目からうろこだが、行き先は不安だ。

ちょっと調整をして、もう一度作詞してもらった。

 

タイトル:Water Mill Beneath My Feet(足を濡らした水と私)
ジャンル:ヒップホップ、ニュー・ジャックスウィング
歌詞:
[Verse 1]
水の重みに足が沈む。
この痛みは消えない。
(Rhyme)
君の愛が私を傷つけた。
(Rhyme)
でも、それは真実じゃない。
(Verse 2)
私の人生は水に沈んでいる。
(Chorus)
Water Mill Beneath My Feet(足を濡らした水と私)
(Actual Screaming)
I'm a drowning fish.

 

みじかい。

短いというか、そのままだと無限生成されるのでコーラスに入った辺りでぶつ切りにした。

のべりすと君が [Verse 1] を勘違いしているようで(Rhyme)とか勝手にパートを増やしている気がする。

めちゃくちゃ前衛的な構成だが、(Actual Screaming)ってなんだ。実際の叫び声って。

「私は魚を描いている!(絶叫)」ということだろうか。

どんな歌だ。スウィングじゃないのか。

 

さて、不安要素が増えたところでこのブログのテーマソングを書いてもらおう。

前の文に引っ張られてしまっても困るので続きからではなく、削除してまっさらの状態から書いてもらった。以下に入出力を続けて書く。

 

さて、ここからは実際に歌詞を見てみましょう。
このジャンルでは代表的なアーティストであるケネス・ヨン・シー。
彼の作ったテーマソングの中には「冴えない中年男性が書くブログのテーマソング」が存在します。
その歌詞を見てみましょう。

タイトル:

 

曲名:「おっさんは今日も歌う」
ジャンル:ポップソング
歌詞:

[Verse 1]
おっさんは今日も歌う
いつも同じ場所で
おっさんは今日も歌う
いつも同じ場所で

[Pre-Chorus]
おっさんは今日も歌う
決して上手じゃないけど
いつか君の前で歌えるようにと

[Chorus]

願いを込めて僕は歌うよ
君が笑ってくれるまで歌い続けるんだ
おっさんは今日も歌う
いつか君の前で歌えるようにと
願いを込めて僕は歌うよ
君が笑ってくれるまで歌い続けるんだ

 

この後は「お前が笑うまでオッサンが同じ場所で歌い続ける」という都市伝説みたいな歌詞が無限生成され続けたので、良い感じの所で区切ることにした。

なんか…なんかアレだな。何?00年代感?インディーズ感?

でもこのブログは「どんなものでも世界に1人は好きな人がいる」ってのを信じて更新してるから、テーマとしては申し分ないような気も…する。

読者の前に俺が現れたら怖いと思うけど。

SunoAI君に食わせる前に、なんか適当にパート分けをした。

 

余談だが、今回は、というか今回もAIのべりすと君は無料版で使えるモデル、スーパーとりんさまに文章を書いてもらっている。そのほかにも様々な学習をしたモデルがいる中で、でりだ7Bというモデルを見つけた。

これは詩的表現に特化したモデルであるらしく、歌詞を考えてもらうにはでりだ7Bの力を借りたほうが良さそうだ。

「おっさんは今日も歌う」作詞:AIのべりすと君 作曲:SunoAI君

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app.suno.ai

ドラマのEDみたいなのができた。きっとアットホームなコメディ系ドラマに違いない。土曜の夜中にやってるような。

タイトルから読み取ってくれたのか、男性ボーカルになっているのがいい感じだ。ここまでちゃんとした歌にしてくれるのだからもしかしたらそんなに悪い歌詞じゃないのかもしれないという気さえする。

自動生成されたイメージ画像が夕陽に照らされた直立するマイクというのも雰囲気があっていい気がしてきた。

 

app.suno.ai

一曲目よりもさらにダウナーでまったりした曲ができた。ラグタイム風のイントロも小気味良い。

このブログの、向上心もないままにダラダラ続けている感じがかなり出ていて気に入ったような気がする。

ここにきて、SunoAI君のサポートページを見てみるとさらに曲の続きを作ってくれることが判明した。別の曲として生成して、気に入ったら溶接できる機能すらある。至れり尽くせりだな!

せっかくなので、気に入った方の「おっさんは今日も歌う」の続きを生成してもらった。

 

「おっさんは今日も歌う」2-1

app.suno.ai

なんか最後に合唱みたいなの合わせてきた。ライブ盤?

よくこんな感じで子供の合唱を合わせる曲あるけど、アレ無理矢理感動的にしようとしてる感じがするんですよね。嫌いではないけど。

ストレートでいい感じ。

「おっさんは今日も歌う」2-2

app.suno.ai

小田和正

声の掠れが誰かに似ているが思い出せない。

どちらもアウトロの設定をしてないのでぶつ切りになってしまったのはちょっともったいない気がする。

 

 

おわりに

いかがだっただろうか。

正直AIの記事は全部AI拓也のパクりだが、どんな歌詞でもやっぱり曲が良ければ聞けてしまうんだから恐ろしいものだ。

無料版だからこそのクオリティなのかは分からないが、よく聞くと伴奏は滅茶苦茶になっているしノイズらしい音も多い。あくまでそれらしいものを生成して提示してくれるだけだ。

ちなみに無料版で生成した作品は商用利用できないので、これ一本でプロの道を駆けあがるような真似はやめた方がいい。多分すぐばれるぞ。

 

それでもここまでのクオリティの物が出来上がるのだから、こじんまりとした創作意欲を満たしてSuno君と遊ぶのは楽しいものだった。

今回生成した曲でもし気に入ったバージョンがあればぜひ、教えてもらえるとありがたい。

フルにしてどっかに貼っつけて遊びたいので。

まぁ、「これがうちのブログのテーマソングです」なんていう奴は相当実力のある音楽家のブログか痛い感じのインターネット不審者のどちらかかと思うが。

 

追記

いろいろ高クオリティの歌を作ってくれたSuno君だが、現在は生成がサブスク限定になってしまったようだ。

AIサービスを無料で公開するというのは、遊園地を公園として開放するようなものだと思うので気に入った人はサブスクして自作曲を歌わせるのがいいんじゃないかな。