四方山坂太郎ブログ

自分語りとゲームとエロのブログ

死者の尊厳弄びゲーム紹介 Necrosmith

こんばんは。好きな防腐剤はやっぱり賞金首の布告。四方山です。

人間誰しも、死霊術に興味が出ることもあるよね。あるんだよ、人にはそんな時期が。

無いやつはこれから来るんだよ。

そんな欲求が満たせるおもしろゲームを見つけたので、紹介いたしますわ。

Necrosmith

開発、販売ともにAlawarが提供するネクロスミスは、主人公君が生き残るためにあるものを使って脱出を図るというかなりお馴染みな展開のゲームだ。

まぁ、あるものって死体なんですがね。

ずらっと並ぶ軍団の指揮を執る主人公。タイトル画面もカッコよくていい感じ。

 

極めてアドベンチャーなタイムを彷彿とさせるタイトル画面には主人公とネコチャン。

これからのアドベンチャーを予感させる勢いのある構図に思わずワクワクしてしまう。

ちなみにこのゲームを買ったのは、ウィッシュリストに入っていたから。

なんかだいぶ前に話題になってたような気がするけど…まぁ今週やったんだから俺の中では最新ゲームです。

データは3つまで保存できる。懐かしい感じ。

 

タイトルを見るとすでに2の宣伝リンクが付いていた。かなり出遅れてしまったようだ。

もちろん日本語も用意されているので安心!

どうでもいいが、データに名前を付けるときは変に文字が抜けるためアメリカ語で付けよう。

 

ここでストーリーを確認。主人公は何かから隠れており、生き残るための手段として遺体の蘇生に手を出す。

何やら意味深なプロローグはゲームを起動するたびに見られる。

思ったより猫がデカい。猫…猫?

死体を組んで最強デッキを目指せ!

ゲームを始めたての頃は予想外のシステムに戸惑ってしまったが、戦闘や移動は完全にユニット任せだ。

頭と胴体、手足をレゴ感覚で組み替えて、蘇生したら荒野に放つ。

ユニットはその辺をぶらぶらと歩きまわって資源を集めたり敵と戦ったりするぞ。

画面左がクラフト画面。最初は適当に選んでも大丈夫だが、適当に選びすぎてダブル弩マンができた。よわい。

 

一番最初に手に入る遺体はスケルトン系だ。

蘇生にはリソース(マナ)が必要。足りなくなったらダブった部品をマナに変換したり、フィールドに落ちているものをユニットに拾わせよう。

ユニットは敵がいなければアイテムを集めるように動いてくれるので、カツカツの心で散歩する死体をにらむことにはならない。

 

パーツごとにマナコストは決まっており、変換して得られるマナと等価になっている。

強いパーツが手に入っても蘇生できるだけのマナが無い場合は、死蔵するくらいならさっさとマナにしてしまうのも手だ。

 

さらに特定の組み合わせで遺体を蘇生した場合はボーナスが付く要素もあるので、組み合わせを予想する楽しみもあるぞ!

合体、強化、リトライ、グレードアップ

探索がうまくいかないと敵が処理できなくなり、火力不足で敵が溜まりまくってゲームオーバーになるぞ!(一敗)

 

各地には敵の根城たる建築物がいくつか建てられており、一定間隔で敵の一団を吐き出してくる。

もちろん叩けば敵の増殖は止められるのだが、自分の拠点をおろそかにしてしまえばじわりじわりと削られてお陀仏となってしまう。

拠点を守るための組み合わせを見つけられるかが序盤の課題になるだろう。

 

さらに敵拠点を落としたときにランダムで設計図が手に入る。

これを使ってユニットの攻撃力や体力などを底上げしていけるので、叩ける拠点は積極的に叩くが吉だ。

各ゲームプレイの合間の強化画面。お金を集めて設備を整え、戦場を有利に変えていこう。

トロコンした感想

面白すぎて3日でトロコンしてしまった。

というのも、このゲーム意外とスリムな作りで結構トロフィーが少ないのだ。

それでもやりごたえは十分。いいパーツをそろえてもダメなときはダメという攻略中の雰囲気がかなり自分の心をくすぐり、トライアンドエラーで最適な組み合わせを次々に試していけるのが爽快だった。

ゲームが進行していくごとに強大な敵がそれはもう怒涛の勢いで攻め込んでくるため、それをさばききった時の達成感と言ったらない。

 

他にもデザインが可愛いので見てて飽きない点はとても良いと思った。

タイトル画面でずらっと並ぶ軍団だが実際には15体までと制限がある上に、それぞれが散り散りになるので作った後にじっくり見られないのが少し残念ポイントかもしれない。

逆に言えば、一体のユニットがどこまで戦えるか見守ることができるので姿が見えずとも愛着は湧く。

よく作る組み合わせはレシピ登録ができるので活用すればさらにネクロマンサー気分に浸れるだろう。

 

最初はThe SurvivalistsとGraveyard Keeperの相の子だと思っていたが、意外とローグライトで自分の好みど真ん中だったのがかなり良かった。全体的にダークポップ(?)な雰囲気も万人受けしそうだし、気軽にお勧めできるローグライトゲームじゃないかとおもう。

特にゲームクリアの演出は、薄々そうじゃないかと思ってはいたがいい意味で裏切られる展開になっているので是非、自分の目で確かめてほしい。

 

そんな良作ローグライト、NecrosmithはSteamにて350円。さ、さささ350円!?安い!

絶対買って損は無いので、ぜひプレイしてみてほしい。

これをやって気に入ったなら、2はもっと面白いはずだ。知らんけど。