こんばんは。動体視力が死んでいるおじさんです。
最近はアクションゲームが全くできなくなってきて、マルギットの予備動作をぼーっと眺めて被弾した後に気が付くような生活です。
でもRPGはまだるっこしく感じてきて、最近はパズルゲームとかばっかりやっていました。
今回はそんな世の中のスピードについていけなくなってても楽しいゲームを紹介しますわ。
Hyper Treasure - The Legend of Macaron
超秘宝!マカロン伝説!という感じのタイトルだが、このゲームは主人公のトレジャーハンターであるノラカムが伝説の秘宝マカロンなるものを手に入れるべく死のトラップが待ち構える遺跡に挑むという大冒険のゲームとなっております。
biimシステムを彷彿とさせる画面構成に高画質の背景。まるで実写みたいだぁ…
謎と怪物に挑め!
このゲーム、背景、登場人物、敵となる怪物に至るまで恐らくすべて作者が自前で用意したほぼ実写作品となっている。
粘土細工のノラカム氏がキュートだ。
遺跡の入り口には2つのアイテム。ちなみに間違った方を選ぶと爆発して死ぬ。
遺跡の玄関口には緑の玉と黄色のキューブ。
ここでお察しだろうが、本作はポイントクリック形式の謎解き探索ゲーム。懐かしの脱出ゲーム形式だ。
謎とヒントを求め、アイテムを駆使して道を開いていく。
遺跡の門番だろうか、恐ろしい猛獣が爛々と目を光らせて襲い掛かってくる…!かわいいね。
時にはQTEが必要なアクションパートもあり、程よい緊張感も得られる。
ムービー中に現れるポイントをクリックして危機を避けるのだが、このムービーが曲者だ。どうしても猛獣や怪物を目で追ってしまうので初見で抜けるのは難しいだろう。
更にイライラ棒パズルもあり、後半になるとかなり難易度が跳ね上がる。ここだけは許さんが、懐かしいギミックもあったのでブラウザゲーム全盛期の世代は是非プレイしていただきたい。
このゲーム最大の難敵となった恐ろしい怪物。ちなみにこの画面ではノラカム氏がバックリいかれている。
謎の方も歯ごたえがあり、一筋縄ではいかないものも存在する。
全く歯の立たないような難しいものではないので頑張ればクリアできないことは無いが、それでも頭をひねる必要があるだろう。
パズルの例。このパズルだけ全く解けず、勘に頼ったらクリアできた。解けた方は解説していただけると助かる。
一週目クリアした感想
手作り感満載の個人製作ゲームのなので易しいと思い込んでいたが、その予想を裏切るやりごたえ。謎も豊富でパズル力を問われる心地良い難易度だ。
エンドも複数あるらしいが、1週目のプレイでは全く気が付かずバッドエンドとなってしまった。
謎解き探索ゲームなのであまりスクリーンショットで紹介ができないのが残念だが、時折現れる理不尽なトラップも見た目のシュールさが相まって味わい深い。
家の中にあるものを遺跡の装飾として、背景は家の庭。ペットを怪物に見立てたり水中ステージがアクアリウムだったり創意工夫あふれる表現と同時にアットホームさを感じる素晴らしいゲームだった。
誰しも子供のころは、身の回りの物を何か別の物に見立てて空想した経験はあるだろう。
このゲームはそんな子供のころの空想遊びが具現化したような、とても温かみを感じる良いゲームだった。
実績も豊富で遊び心あふれており、クリア後にはハードモードが追加されてさらに謎解きに歯ごたえが増す。
そんな素敵ゲーム、Hyper Treasure - The Legend of MacaronはSteamにて通常価格400円。お手頃!
セール等も積極的に行っているようなので、もし興味があるなら何かのついでにでも買って損なしの良いゲームだ。
是非プレイして、伝説の秘宝を手に入れよう。