四方山坂太郎ブログ

自分語りとゲームとエロのブログ

まちづくりゲーム紹介 東方:平野孤鴻

どうも、過労死ライン超えてるけど手取り15万おじさんです。

ようやく去年買ったゲームを崩しかけたので、その中でいい感じのゲームを紹介します。

東方:平野孤鴻

説明しよう!東方:平野孤鴻とは、まちづくり中華ゲーである。

Steamのストアページはこちら

store.steampowered.com

中華ゲーとはいっても変な意味ではなく、ファンタジー中世中国(と言っていいのか)を舞台にしたコロニービルドゲーム。かなり凝った小物とにぎやかな雰囲気はまさに中華といった感じ。

 

まちづくりといえば交通や公共工事中心の現代街づくりゲームが流行ったのは記憶に新しい。2も出たしね。

しかし、四方山が好きなのは建物のシナジー考えながらリソース管理するタイプ。たぶんこういうのってコロニービルディングってジャンルだったと思うよ。知らんけど。

 

起動するとかなり危ない遊びをしている女児がOP画面を彩る。ごみごみした高層建築は中華って感じがしてとてもいい。

ゲームモードは3種類。とにかくミッションをこなしていくモードと、ミッションの制約なく集落をゆったり発展させていくモード。その中間のモードも完備されていて、どの層も手厚くサポートって感じ。

急かされるのも嫌だが、目標が無いと何していいか分からなくなりそうなので今回はその中間モードを始める。

 

四方山のPCは6万で買った中古オンボロPCなので、軌道と同時にクソ長ロードが入った。

ロード画面はこんな感じ。ロマンあふれるスライドショーで期待が膨らむぜ。

 

ゲームが始まると、なんか少女の復讐譚みたいなプロローグが始まる。

官吏の父が謀略により死亡。嵌めたやつらに血の償いを!みたいなこと言っていたが、そんなことは関係なく別の奴が主人公として登場した。

主人公は顔と口調にギャップのあるおじ…お兄さん。なぜかバグって透明になっている。

 

ゲーム進行は至ってベーシックなもので、民家を立てて人口を増やしたり農園を作って食糧や衣服を確保したり公共設備で火事に備えたりできる。

このゲームモードではミッションをクリアするごとに管理できる地域が拡大していき、都度建造物のアンロックも出来るといったところ。

建築中の建物のアニメーションは短いながらもかわいくできていて、見ていて飽きないのがいい。

火事を消火するアニメーションがお気に入り。はしごの上から水をぶっかける。

 

それぞれの地域では担当官を決めることができて、その能力で生産など集落の性能が変動。さらにスキルを持っていれば特殊な効果が期待できる。

ミッションを達成するごとに担当官から評価を貰い、次のミッションに挑むのだ。

ミッション評価画面。関羽みたいな人も評価を見守ってくださる。

 

建築ガチャ:設計院を回せ!

設計院という建築物を建てると、金5000を払うことで設計図を研究してくれる。

これは4つの建物が一塊になった区画をランダムで建設できる機能で、これによってシナジーのある建築物をまとめて建てて煩雑としてそうな賑わいある街づくりが可能というワケ。

完全ランダムというワケではなく、養豚場と屠殺場と肉屋と飯屋のように生産から販売までがひと区画で完結できるようなセットになっているので安心。

豚版のゆりかごから墓場まで。一つの建物として成立しているので、火事になると一気に全部燃える。

 

春夏秋冬で建物の生産が変わるシステムなので、調子に乗って同じ畑を作りまくると冬が来た時信じられない飢饉に襲われたりする。

農作物だけではなく販売店や製作所にも適用されるので、建築の際はそれぞれの季節に対応した建物をバランスよく配置していくことになる。

 

このシステムがあるおかげでこの手のゲームで迎えがちな「効率重視すぎて同じ建物が立ち並ぶ珍妙な都市」ができなさそうなのはかなり面白い。

商業にも同じ店が立ち並ぶとデバフがかかるようなシステムがあるらしいので、いろんな建物を建てまくってよりにぎやかな街並みを目指せるだろう。

 

冬が明けると同時に、なんと忘年会が開催される。各地の管理者が集って、一年の総評を教えてくれた後にボーナスの支給まである。

季節のイベントも中華感あふれるもので個人的にはかなり興奮した。

もちろん正月には道で、なんか、こう、名前の分からない龍の奴が練り歩く祭りをやっていて大変おめでたい感じだ。環太平洋擬装網のイントロみたいな音色も聞こえて大変おめでたい。

 

このゲームを触った感じの総評としては、かなり良いコロニービルダーだと思う。

欲しいものはあるし、イベントも楽しい。

ただ、チュートリアルがあっても最初から物が多すぎ、災害イベントも頻発する。

ぶっ飛ばしすぎててちょっと疲れるかな。といった感じ。

UIもかわいくて凝ってるのは良いが、ちょっと見づらい位置に大事なボタンがあったりして慣れが必要。そんなちょっとした段差を乗り越えて根気よく続けていけば大層楽しいゲームだと思った。

モブの顔が妙にジブリっぽいのはなぜ?

 

そんな良い感じの中華コロニービルダー、東方:平野孤鴻はSteamにて1400円!

まぁまぁの値段だが、十分面白いのでこの値段でもセールを狙うでもしてプレイしてみるのはどうだろう。

ストーリーモードも、たぶん、ある。