四方山坂太郎ブログ

自分語りとゲームとエロのブログ

好きな映画の話

こんばんは。とうとうアマゾンのアヒィリエイトをクビになったおじさんです。

みんなは映画見てる?

四方山は週7で長時間労働することになってしまってから見てない。

毎週映画見てた時期が恋しいけどね、しょうがないね。

さて、この四方山、好きな映画は何?と聞かれたら大体「土曜の14時くらいに始まって、ぼーっと夕飯の事とか考えながら見てたら16時くらいに終わって洗濯物取り込みに行くような映画」と本当に意味の分からない例えをするのでみんなの苦笑いを誘うわけですが、今回その象徴のような映画を見つけました。

あ、この記事は映画の話2割自分語り8割です。

レリック(1997)

炎を囲む儀式の輪。南米のとある部族の研究をしていた学者は、その祭礼に参加していた。謎の植物を煮出した汁を差し出されるままに飲み干すと、急に男は怯え始める。

「レリックだ!」

というところから始まる映画。

サムネイルから「私はゴースト」を思い出すデザインだが、こっちは別物だ。とにかくPrime videoのあらすじが投げやりかと思えるほど短いので、ジャンルは見て確認したほうがいいです。

 

私が子供のころ、休日の昼下がりには必ずと言っていいほどテレビで映画をやっていました。もちろん当時は金曜ロードショーみたいに大手がゴールデンタイムにインディージョーンズとかインディペンデンスデイとか流す番組はあったけど、一番好きだったのはその休日の昼に流れる、ちょっと昔のマイナー洋画でした。

地方局が放映権を買って(そういうのがあるのかは分からないが)流すのにはみんなが知ってる有名作は予算不足だったのかもしれない。

そんな環境で育ってしまったので、90年代の洋画にしかない独特の雰囲気が大好きになってしまいました。

 

じゃあ長ったらしくて伝わらないたとえ話は二度とするなよ豚が!と思うかもしれませんが、そこが難しい。映画にはいろいろあるわけで、モンスターパニック映画と言ってもゴジラからエクソシスト・シャークくらいバリエーションがあります。

更にゴジラだって時代によって構成が大きく変わったりするので、好きな映画を聞かれたときに「90年代の洋画!」とか軽々しく言うと「じゃあ『ジョー・ブラックをよろしく』とか好きなんだ」とか言われちゃうわけ。見たことないのに。

 

その点、レリックはかなり完ぺきに近い洋画でした。厳密な映画ジャンルではなく、自分の好みを代表する空気感です。画質や字幕の感じだけではなく、展開や場面転換などすべてが「これこれ!」となるような典型的な映画です。

是非上記のリンクからでも検索するでもして一度見てみてほしい。コッテコテの90年代の洋画です。

 

「90年代感」って人によるし、なんなら90年代を生きた記憶が無い四方山の90年代感ったって誰にも伝わらないので、同じような感じで土曜の昼にやってそうな好きな映画を紹介します。

ミッション:8ミニッツ(2011)

https://www.netflix.com/jp/title/70141646?source=35

Amazon primeでは直接見られないので、リンクはNetflix。ネトフリは何でも見られるな!死亡遊戯は見られないくせに。

 

列車爆破事件の真相を暴くため、主人公が爆破までの8分間を繰り返すというSFサスペンス的な奴です。VRが発達してる昨今だと、そんなゲームも出そうですね。

アクションあり、サスペンスありの中々読めない展開が魅力で、しっとり終わるラストは短編小説のようで心に残ります。

ヒトラーを殺し、その後ビックフットを殺した男(2018)

冗談みたいなタイトルだけど、とてもシリアスでシブい映画です。

主人公の過去と現在の対比が見どころで、とても1時間半とは思えない内容の濃さになっています。

ビックフットが出てくるのはホントに終盤の終盤なのですが、そこに至るまでの過程を振り返ると人生の長さを感じられるいい映画です。

トランスワールド(2011)

気が付くと謎の森の中に囚われていた人々。果たして脱出できるのか?

というシンプルな内容ですが、彩度低めの画面でシリアスな展開が続くので終始ドキドキしてしまいます。

緊張感は続きますが、優しい終わり方をするので休日に見るにはぴったりです。

冬場だと4時って暗くなりはじめになるし、そのころに見終わるともう最高の気分になりますね。

パラサイトクリーチャーズ(2013)

アルプス山脈を舞台に、謎の怪物と研究者たちとのサバイバルを描くモンスターパニックです。

遊星からの物体Xのような感じと言えばわかりやすいと思います。綺麗な雪山の景色と、どこに潜んでいるかわからない怪物への恐怖感がいい塩梅です。

特に序盤に登場する赤い氷は何かしてくるわけではありませんが、めちゃくちゃ不気味でいい感じです。

アルカディア(2017)

かつてカルト宗教の村から脱出した過去を持つ兄弟が、その村に帰るところから始まるホラーです。

全体的にCoCの雰囲気が漂っていて、得体の知れない強大な何かを相手にしている感覚は随一。

ミッドサマーを彷彿とさせる不気味な村と超常現象を前に何を信じたらいいのか分からなくなりますが、希望と寂しさと不穏さが入り混じるラストシーンまでの流れはアツいです。

SFホラーが好きならぜひ見てほしい作品です。

DEBUG(2015)

社会奉仕活動として無人の宇宙貨物船を調査することになった囚人たちの話で、ガッツリSFの作品です。

閉鎖空間と殺人鬼は割と使い古されたネタですが、急にキルビルが始まったり未来セックスマシーンが出てきたりとB級映画として面白い展開が見られる辺り未来設定をうまく使ってるなぁとなります。

どの映画をオマージュしてるのか考えながら見ると更に楽しめると思います。

 

おわりに

とまぁ、色々と上げてみましたが90年代がどうこう言う割に2010年代の映画が多くなってしまいました。大事なのは年代ではなく、土曜の昼にやってるかどうかなのです。

基本的にAmazonのおすすめに流されて映画を見ることが多かったので、そういう傾向になってしまったのかもしれませんね。

これらの映画に関連性があるような無いような。まぁホラーが多いのはわかるんですが、それだけで括るのもちょっと違うんですよね。

何となく言いたいことが分かる人も分からない人も、おすすめの映画があれば教えてもらえると幸いです。

映画好きの割には全然映画見てないのでね。