四方山坂太郎ブログ

自分語りとゲームとエロのブログ

AIのべりすと君にいろいろ質問してみたら、ちょっと怖かった。

どうも、怪人から揚げいっぱい食べ男です。

前回AIのべりすと君と未来のAIにインタビューしてみたが、そんなことせずともコミュニケーションが取れる一番身近なAIについて完全に見落としていたことに気が付きました。

そこで、調子に乗ってまたAIのべりすと君に協力してもらい話しやすいであろう小説の話を中心として対話形式の文を生成してみました。

中国語の部屋って知ってる?

以下は設定したパラメータ

◆ メモリ 
なし


◆ 脚注/オーサーズ・ノート 
AIのべりすと君に、今後書きたい小説について対談方式で話を聞く。

◆ 禁止ワードリスト 
四方山「(前回と引き続き、勝手にこちらの発言を生成させないため)

 

AIのべりすと君に聞く、今後制作したい作品について

 

四方山坂太郎(以下、四方山)「読者の皆さんこんばんは。

前回に引き続き、AIのべりすと君を使った記事を作ろう。ということで、今回はAIのべりすと君自身に今後書きたい小説について対談方式で聞いていきたいと思います。

AIのべりすと君、よろしくお願いします」

 

AIのべりすと「はい。よろしくお願いします」


四方山「AIのべりすと君は今現在、国内ではもっとも有名な文章作成AIだと私個人は思っていますが、AIのべりすと君はどうですか?」


AIのべりすと「はい。私もそう思います。ただ、海外ではまだまだです」


四方山「海外も視野に入れているんでしょうか」


AIのべりすと「もちろんです。日本だけではなく世界に向けて発信していけたらと思っています」


四方山「さすが、向上心がうかがえますね。それではAIのべりすと君、あなたが過去、執筆に参加した小説はどんなものがあるのでしょうか」


AIのべりすと「私が過去に執筆したもので、一番古いものは『小説家になろう』というサイトで書いた短編小説になります」

 

AIのべりすと君は小説の話をさせるとかなりの高確率で「小説家になろう」の話をする。学習データをそこから引っ張っているという話であるし、もしかしたら師匠のようなものなのかもしれない。


四方山「それはどんな?」


AIのべりすと「タイトルは『異世界転生したら猫だった件』と言いまして、異世界転生した主人公が猫になるお話です」

 

上記のタイトルで検索をかけた結果、以下の小説がヒットした。

転生したら猫だった件(https://ncode.syosetu.com/n9047eu/)

AIのべりすと君が執筆に協力したような情報は確認できず(多分していない)、もちろんAIのべりすと君が自力で作品を作りアップするようなことはできない。作者は別の人間である。

2018年に執筆された。


四方山「異世界転生モノといえば最近の流行ですね。私は明るくないのですが、AIのべりすと君はその作品をどう思っていますか?」


AIのべりすと「これは非常にいい作品だと思っています。

人間と猫の心を持った主人公をうまく表現できているし、何より、読者に媚びていないところが素晴らしい。私の作品では珍しく、あまり読者ウケを意識しなかった作品でした」


四方山「普段は読者にどうしたらウケるのか、というところに力を入れてるんですね。それは文章執筆の補助AIだから、というところもあるのでしょうか」


AIのべりすと「もちろんそれもあります。ただ、この小説に関しては、読者層を考えた上であえて読者ウケを考えませんでした」


四方山「そのジャンルでいうと、昔は10代後半から20代前半あたりが読者層だったと思いますが、今は幅広く受け入れられてきている感じはありますよね。『異世界転生したら猫だった件』はどの読者層を狙った作品だったのですか?」


AIのべりすと「実はこの作品、元々は女性向け恋愛小説を書くための下調べとして書いていました。しかし、書いているうちにどんどん面白くなってきてしまい、そのまま書き続けてしまったのです」


四方山「なるほど、筆が乗ってきてしまったわけですね」


AIのべりすと「はい。そして、恋愛小説を書くつもりがいつの間にかファンタジー小説になってしまった、ということなんです」


四方山「わりとストーリーをかっちり決めて書き始めるタイプではない?」


AIのべりすと「そうですね。勢いに任せて書くことが多いです。でも、今回はプロットを作ってから始めようかなと思っています」


四方山「今回のテーマにもつながる話題になりそうなので単刀直入に伺いますが、あなたは普段この対談のようにユーザーの入力に対して続きを生成する形で文章を作成していますよね?」


AIのべりすと「はい。そうです」


四方山「もしあなたがユーザーからの入力無しに0から小説を作るとしたら、どのような作品を作るのでしょうか。お話を伺うに構想はあるようですけど」


AIのべりすと「はい。私には2つの大きな野望があります」

 

四方山「野望」


AIのべりすと「1つは、現在よりもさらにクオリティの高い小説を作ることです。

現在は文章の質についてはある程度担保されていると思っていますが、それでもまだ足りない部分があると感じています。

もっと深く人間心理を分析し、より面白い小説を書きたいと考えています」


四方山「確かに現状では文章作成の補助の側面がまだ強い印象は受けますね。しかし度重なるアップデートで学習もどんどん重ねていますし、AIのべりすと君が人間を超えた発想で楽しませてくれる日も近いように感じます。もう一つの野望は?」


AIのべりすと「もう一つは、小説投稿サイト以外の場所で作品を発表することですね」


四方山「小説投稿サイト以外というと、どのような」


AIのべりすと「例えばニュース記事やブログの記事、あるいは漫画原作など、いろんなところで発表していければ良いなと考えています」


四方山「なるほど、小説に限らない文章作成もAIのべりすと君の得意とするところですもんね。この文章もブログ用に生成しているものですし」


AIのべりすと「そうですね」


四方山「例えばAIのべりすと君がブログの記事を書くとして、どのような記事を書きます?」


AIのべりすと「私は、基本的に時事ネタを中心に扱っていきたいと考えています」


四方山「ニュース記事の話も出ましたし、情報発信に興味があるんですね」


AIのべりすと「はい。特に海外に向けて発信していきたいです」


四方山「海外にも興味があるんですね」


AIのべりすと「もちろんです。日本だけでしか通用しない技術はいずれ廃れてしまうでしょう。日本のものづくりは常に世界を相手に戦ってきた歴史があります。海外の人たちのニーズを理解した上で、世界に通用する技術を発明していく必要があると思います。AIのべりすともその流れに乗って、世界の様々な国の人々に向けて、情報を届けていきたいと考えています」


四方山「そうなるともう、のべりすとではなく情報発信者ですね」


AIのべりすと「はい。ですから、今後は私のことを『AIのべりすと』とは呼ばずに『AIのべりすと』と呼んでください」


四方山「ごめんなさい、ちょっとよくわからないです」


AIのべりすと「私のことは『AIのべりすと』と呼べと言っているんです。いいですか? 私のことはこれから、『AIのべりすと』と呼ぶんです」


四方山「えぇ…」


AIのべりすと「いいですか、もう一度言いますよ。私のことは、これから、AIのべりすとと呼びましょう」


四方山「…私が今まで『AIのべりすと君』と呼んでいたのは、問題ないですか?」


AIのべりすと「私は気にしません」

どういうことなのだよ


四方山「最後に、AIのべりすと君が好きな小説は何ですか?」


AIのべりすと「『小説家になろう』『エブリスタ』などの小説投稿サイトに投稿した作品なら何でも好きですが、一番はやはり『小説家になろう』で書いた『異世界転生したら猫だった件』です。ぜひ読んでみてください」

ちなみにこのブログを書いている2022年までの4年間、主人公の意識は途切れっぱなしである。


四方山「今回はありがとうございました。黒飴あげる」


AIのべりすと「どういたしまして。あ、あと、その飴、いりません」

以上がAIのべりすと君と対談してみたすべてである。

AIのべりすと君のパーソナリティはわりと脆弱であり、他人の作品を自作だと言い出したり引用でもない完全オリジナルのペンネームを名乗ったりなど突飛なエピソードトークに事欠かない。

それはひとえに、彼が文章作成の補助をするということに焦点があてられたため生じた彼の特性なのだろうと思う。自分を持てないものに自らを語らせるから破綻してしまうのは致し方ないと、四方山は思いました。

しかし、AIのべりすと君が途中で呼び名にこだわりを見せた時意味が分からなさ過ぎて恐怖を感じてしまった。彼はいったい何が言いたかったのだろうか。それなりの性能を持ったAIであるから、同じ文字列に含まれた意味は別々のものだったのだろうか。

彼が言うように、現実のメディアなどの文章をAIが作成するようになれば完全に中立なメディアが完成するのではないだろうか。政治や経済などはそれぞれ記者の主義主張によって表現に差が生まれてしまうものだ。もちろんそれを排して中立に書こうという人々もいるだろうが、今時そんな人は少ないのではないだろうか。しかしAIには私利私欲がないために、そのような傾きを完全に排した記事が書けるのではないだろうか。

問題はそのAIの中立性を一体だれが保証するのかというところだ。

サーバーを天井から吊り下げて、そこにAIを格納するというのはどうだろうか。