四方山坂太郎ブログ

自分語りとゲームとエロのブログ

鍛冶屋オークのロールプレイ日記 17 最後の欠片と迷子のオークの巻

忙しさに比例して内容が薄くなるスカイリム日記です。

最近は疲れのせいか、気が付いたら一日が終わってることが多いです。これはリアル四方山坂太郎日記。

前回の記事は

 

s-yomoyama.hateblo.jp

ついにエセリウムのかけらもあと一つ、というところからです。

降霜の月、9日

例によってホワイトランで一通りの売買をこなし、農園に帰って荷物の整理をしてきた。

鍛冶をしていたら、ボエシア信者とかいうダンマーが急に殴りかかってきたのでとっさに反撃したら変な声を出してその場で眠り込んでしまった。仕方のないやつだ。身元の特定のために持ち物を漁る。

ボエシアに関係した何かしらの書籍が出てきたが、とてもクエストの匂いがする為これを読むのは後回しとした。

読み物を持ってきてくれたお礼として装備を鍛えてあげた。返しはしない。

 

本がかなり所持品を圧迫しているので、山羊のヒルダに移動図書館として働いてもらうことにした。持っている本をとりあえず全部ヒルダに渡す。

三分の一ほどしか持てなかったが、これで幾分軽くなった。もし次に家を手に入れる機会があれば、インベントリを持っている本棚なんてあると嬉しい。

いちいち並べるのは面倒だし、袋に雑に詰め込むのも趣味ではない。

 

カトリアさんの日記によれば、最後の遺跡はドラゴンブリッジの西にあるらしい。早速目指してみる。

ちなみにカトリアさんの日記は何故か未翻訳だったため、挿絵だけを参考にしている。

もしかしたら入れない遺跡についても記述があったかもしれない。読めないものは仕方がない。幸いカトリアさん直筆の地図はちょっとわかりやすいので、迷うことは無いだろう。

黒山賊現る

ロリクステッドから北はかなり治安が悪い。四辻では毎回行商人が山賊に襲われているし、今日はサルモールのレイシストどもが囚人を連行していた。

その先で山賊のアジトらしき場所も確認。その名も「追剝渓谷」というらしい。

とても見たことのある景色だ。まるでソリチュードで野生馬を手なずけて、無敵感から殴りこんだら返り討ちに会ったあの山賊のアジトにそっくりだ。

しかし表には4人しかいない。隠れながらクロスボウでちまちま殲滅した。

奥に意味ありげな小屋があり、何となく入ってみると全身デイドラ装備の山賊長とやらが登場。なんてこった。

しかしこっちも負けてない。名匠Kajyaの重装鎧は生半可な攻撃を通さないぜ。

かなりの死闘だったが、なんとか打ち倒すことができた。いかんせん素手では時間がかかるが、付呪を極めればこの小手も凶器になる日が来るだろう。

リーチの治安がまた一つ良くなったのだった。

ついでに言うと、ここの小屋には意味ありげなトラップドアが一つと、机に張り付いたまま取れない本が一つあった。非常に気になるが、いつか思い出したときにまた来よう。

ドラゴンブリッジ到着

通りすがりのステンダールの番人と挨拶をかわし、ドラゴンブリッジへの道を歩く。

行先が同じだったようで、なんとも気まずい雰囲気になった。相手も同じだったのか、色々話しかけてきてくれた。彼らはたぶんステンダールをあがめている宗教団体か何かで、各地を回ってデイドラの崇拝者や吸血鬼を討伐したり病気を治して回っているらしい。

かくいう俺もかつて、腐脳症というひどい名前の病気を治してもらったことがある。

前の嫁に移されたんだ。

 

ドラゴンブリッジは相変わらずの何もない田舎だ。宿屋で少し薬を売りさばき、樵の夫婦に挨拶をしてから地図を見返す。ここから西、山間にその遺跡はあるだろう。

滝のそばに山道らしいものが見えたので、ここを登っていこう。最近は登山続きで足腰が強靭になるばかりだ。

オーク要塞を発見

この辺りでも熊は出まくる。スカイリムはノルドの物ではない。熊の物だ。

山道をウロウロしていると、突然塀の上から話しかけられた。どうやらオーク要塞だったようで、中に入ってマラキャスへの信仰を学べと言う。招かれたら入らないと失礼だと思ったので、とりあえず門をくぐるとキノコが生えていた。

まぁ売り物の薬に使えるな。と思ったので引っこ抜くと、どうやらこれは人の物だったようで「お前の物じゃない」とひったくられた。ごめんよ。

 

ここはモル・ガズグールと言う名前らしく、住人の一族はマラキャスの掟を厳格に守り暮らしている。族長のララックは俺の様な要塞から離れた野良オークに、マラキャスの掟について丁寧に教えてくれた。

オークは族長を中心にした氏族社会だ。それぞれの要塞には族長一族がおり、老いた族長は息子と一騎打ちをしてその地位を譲る。族長は複数の妻を持ち、子供たちは鍛錬を積み重ねてまた親を超えるのだ。

ところで、Kajyaはなぜオーク要塞を出たのだろうか。ここに来るまで考えてもみなかった。ロールプレイの根幹が揺らぐ。揺らいでるのは前回二刀流した時からずっとだが。

ララックの娘であるボルガグはそろそろ嫁に出る年齢らしく、結婚したくない思いと掟の板挟みになっているようだ。大変だなぁって思った。結婚って、大変だよ。あんまり覚えてないけど。

賢女という地位のシャンラフさんは錬金素材を売ってくれたが、ここでまさかデイドラの心臓が買えるとは思わなかった。これで…どこだっけ。どこかの要塞の族長が助かるだろう。この旅が終わったら素材を届けてやろうと思う。

同胞だからではあるが、皆嫌な顔もせず応対してくれていい人たちだった。この辺りに来ることがあれば、また顔を出してみよう。

モル・ガズグールを一望する崖からの風景。壁紙にしたいくらいいい感じの写真が撮れた。

手前が集落だ。

 

余り長居をしても仕方がない。何か頼みたげなララック族長に別れを告げ、ドワーフの遺跡に急ぐ。カトリアさんの日記を再確認する。多分この辺だと思うのだが。

最後の遺跡

要塞から南西の川をまたいだ辺りで、山間の窪地にすっぽりとハマるような遺跡を見つけた。ここが最後の遺跡、ブザーダムズだ。

遺跡の前には帝国軍兵士がたむろしていて、こちらに向かってくる。何事かと思えば、任務を邪魔したので100ゴールド払えと言う。

反乱軍の肩を持つわけではないが、このような横暴に応える筋合いはない。きっぱりと払えないと言うや否や戦槌を取り出して襲ってきた。その時、坂の上から別の帝国軍兵士が駆け寄ってくる。面倒なことになったかと思えば、帝国兵同士で戦闘を始めた。

どうやら帝国装備を盗んで関所のまねごとをしていた山賊だったらしい。次からは初手で金をせびってくる者はだれであろうと殴り伏せることにした。

 

ブザーダムズの入り口前には動いていないブレードトラップがあるだけで、何も危険はない。入り口は2か所。一つは塔の上にあり、鍵が掛けられていた。もう一つはトラップの先。しかし蔦が道を塞いでおり、扉に触れることができない。一応斧を試してみたがびくともしない。これはどうしたものか。夜になればカトリアさんがふんわり現れて、助言してくれたり幽霊パワーで蔦を引きちぎってはくれないか。

とりあえず夜になるまでここで昼寝でもしてみよう。万策はまだ尽きてはいない。

立ち往生

なにもおこらない。独りぼっちだ。話し相手はブレードトラップだけ。奴も薄情なので通路を一往復したら引っ込んでしまう。

仕方ないので自分の力だけで対処することにした。

相手は植物だ。つまり炎が効く。

実はこのKajya、素人レベルながら魔法にも一通り精通している。読書癖が祟って一生使わないであろう召喚魔法ですら覚えている始末だ。

つまり手から炎を繰り出すことなんざ造作もないこと。あまりやりたくなかったが、鍛冶屋と炎は切っても切れないからね。そこは大目に見よう。

 

効かない。Kajya一世一代の大火炎も効かないとなると、万策尽き果てた。

もしかして、ここじゃないのか?それともあの、入れなかった遺跡に別の入り口があるとか?

地図を見るとなんだかもう少し西にあるようにも見える。スカイリムのマップ見にくい。見にくいクラヴィカス。

デイドラジョークも飛び出したところで、ここから山沿いにマルカルス方面へ探索してみよう。

迷子再び

街道を探していると、祠を見つけた。ここが噂に聞いたペライトの祠。前に病気にかかった旅人に教えてもらった、ペライトの祠だ。

ここにはケッシュと言うカジートが一人いて、ペライトを祀っているそうだ。

曰く、ペライトはいわば膿なのだそうだ。それは病毒の象徴のようなものだが、膿が無ければ病は治らない。言われてみればそうだ。毒を外に追い出す機能がきちんと働いているからこその膿だ。

それを理解しているからこそ、病毒の神を祀る祠の彼は「綺麗好きのケッシュ」と呼ばれるのだろう。錬金台を構えている辺り、医者に近いのかもしれない。

しかし、彼は「人の世も病によって浄化される」などとも言っていた。何が起こるかわからないので、錬金台だけを借りてそそくさとお暇した。

 

それからさらに西に行くと、フロストトロールが暴れているのが見えた。正直この生き物が何なのかさっぱりわからないが、フォースウォーンのキャンプを襲っていたらしい。何とか倒して、今日は遅いのでこのキャンプを借りることにした。

フォースウォーンはたぶん寝床とか文明的なものはいらないと思う。現に目の前で雪に埋もれて文句も言わず眠っているから。

寝床に入る前に、鋼鉄のメイスが落ちていることに気が付いた。

このキャンプも、もとは狩人か誰かの物でそれをフォースウォーンが奪ったのかもしれないな。

 

朝目が覚めると、寝床に入る時死角にあった一冊の本が目についた。せっかくなので読んでいこう。

戦魔法の技術 ズーリン・アルクタス著 諸名士による注釈付き

戦場に繰り出す魔導士、魔闘士に向けた戦術書だ。孫子が如く、戦略と軍備について書かれている。要は敵を知り己を知らば百戦危うからず。百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなりというわけだ。

この本はその道のプロにとっては基本教養なのだろう。ウィンターホールド大学にもあるのかな。

魔法を使わないただの鍛冶屋にも参考になる部分のある教養書だ。本棚に置いておくとモテるだろう。

ようやく発見

そのまま進んでいくとマルカルスの馬屋が見えてきた。このままマルカルスに行ってしまうのはリフテンの時の二の舞なので、踵を返して今度は山の峰を歩きながら北進していく。こうなりゃ自棄だ。滑落しようが気合で耐えて見せる。

ブザーダムズを通り過ぎ、一度越えた川をもう一度超えたあたりでドゥーマー遺跡らしい建築物が見えてきた。地図では遺跡ではなくモニュメントか何かの表示だが…

 

向かってみると、確かにドゥーマーの建築様式だ。川をまたぐ屋根付きの橋の先には、これまた確かにモニュメントらしいものが据えてあった。

中央の台座にはドワーフの兜と剣があった。誰かの墓だったのだろうか。

 

その丁度裏手に、青く輝くエセリウムのかけらが安置されていたのだった。

ようやく見つけた!

 

手に取ると、カトリアさんが背後から急に話しかけてきた。

どうやら鋳造器具の場所とやらがあるので、そこで落ち合おうとのことだ。

そういえばこの欠片は集めて鍵にするんだった。すっかり忘れていた。

カトリアさんの日記に書かれていた遺跡は5つ。かけらがあったのが4か所だとすると、残りの一つ、扉が開かなかった変な名前の遺跡がその場所に違いない。

早速向かうのだが、せっかく遺跡探しから解放されたのだからこの川を下りながら散歩がてらゆっくりどこかの要塞を探そう。鍵は持ってる。ドゥーマーが滅んでから何年もたっているのだ。鋳造器具がどこかへ行くこともないだろう。

アバンチンゼルへ

マルカルスから馬車でリフテンへ。

リフテンではやることが山積みだ。まず宿屋のタレンに宝石をあげる。おかみのキーラバに結婚を申し込むらしい。借金取りの罪滅ぼしだ。

次にこの辺りのオーク要塞、ラーガシュブールに呪いを解くためのアイテムを届けに行く。同じオークだ。助け合いの心だ。

そして、大本命はアバンチンゼル。鋳造器具を手に入れて、エセリウムをわが手に…手に入るのだろうか。わからないが、行って見る価値はある。

今日はもう遅い。ビーアンドバルブで一泊。ついでにタレンに宝石を渡した。大層喜んでいたが、これは贖罪なので感謝の言葉は必要ない。貰ったポーションはそのままキーラバに二束三文で売り払った。

 

明日は大冒険のフィナーレだ。心して挑むこととしよう。