グダグダやってるスカイリム日記です。
冬の長雨で洗濯物が乾きません。
前回の記事は
エセリウムの杖を手に入れたところからです
降霜の月、15日
大きな目標を達成した後は、何をしたらいいのか分からなくなってしまう。
とりあえず届いていた手紙から、戦士の挑戦というタイトルの物を選んでみた。
シールドハース家はその昔、ソブンガルデに匹敵する戦士のための家を建てたらしい。真の戦士であるなら、ヘンドラヘイムと呼ばれるそれを譲ってもいいとのこと。付呪器がありそうな物件を探しているのだが、大丈夫だろうか?
とりあえず内見だけしようと思う。
ヘンドラヘイムは農園から徒歩五分といったところで、近くには山賊の要塞。狼の群れも居て非常に立地は最悪です。
山の中腹に立っている豪邸はファンタジー感あって良いと思う。
あれが、内見するハウスね。
大家バトル開始
ヘンドラヘイムには手紙の差出人が一人待っていた。シールドハース家の最後の一人である彼女は、手紙を受け取ったことを聞くとすぐに剣を抜く。言葉は不要というワケだ。
見れば鎧はそこそこだが剣はノルドのしっかりとした業物だ。炎の付呪がされており、熟練の戦士らしく守りも隙が無い。しかしいくら剣が鋭くともこの鎧は徹せない。相手が倒れ込んだので拳を納めると、回復するや否や立ち上がってまた剣を抜き出す。
ただ強さを証明すればいいわけではなく、家が欲しくば命を取ってみせよということだったらしい。余計な情けは却って戦士に失礼だ。介錯いたす。
彼女が強者を求めたのは、そのメモに理由が書いてあった。かつてのスカイリムの戦士は仲間たちと、敵に向かって戦い続ければよかった。しかし現在はスカイリムの内戦がおこり、かつての同胞同士で剣を向けあう混乱した状況だ。
その中で兄弟を手にかけた彼女は、戦った理由はどうあれ後悔の念に苛まれていたようだ。兄弟はきっとソブンガルデに行ったのだ。いくら思い悩んでも、同じ場所に行くのならば戦士として強者に挑み勇敢に戦って死ななければならない。
それがこの家に俺を呼んだ理由だった。きっと、ソブンガルデで兄弟と再会していることだろう。
内見開始
さて、ヘンドラヘイムの中を見ていきましょう。
ドアを開けるとそこは開放的な大広間。高い天井に中央は広々としたリビングダイニング。両翼には収納スペースとキッチン。奥には落ち着ける個人スペースが。
ソブンガルデの大広間にも劣らない豪勢な邸宅。個人所有していいのかな。
写真を撮る前に我慢できずに拾ってしまったが、貴重な錬金素材や魂石が大量に置かれたテーブルにはヤケクソ気味にアルケイン付呪器と錬金台が隣接している。
もちろん邸宅の外には鍛冶場も完備。欲しいものがすべて揃う素敵空間。冒険拠点の決定版といった感じ。
食材も豊富においてあり、オーブンでパンやスイートロールなんかも焼ける。至れり尽くせりだ。
地下室は樽とかタンスとかが並ぶ倉庫なのかと思ったが、見に行ってみると武器のラックが壁に掛けられている。なんとこの武器ラックは、各地に眠る財宝それぞれに対応している。前回手に入れたマラキャスの戦槌、ヴォレンドラングも専用の置き場所が用意されているのでコレクターも大満足だ。
防具を飾るためのマネキンも大量にある。旅の終わりには最強装備を飾って悦に浸ろう。
ヘンドラヘイム、恐るべし。まさに戦士の館にふさわしいとんでもない良物件だ。近くにある山賊に占拠されてる砦も、試し斬りにどうぞと言わんばかりだ。
ともなれば、農場のタンスに押し込んでいた武器や杖なんかをここに持ってくることにしよう。割と大変だろうが、ペットにも手伝ってもらおう。ヒルダももう本を背負って歩かなくて済む。
長い長い引っ越し作業の後、貯まった杖を武器ラックに並べていると火炎、氷雪などの破壊系魔法の杖が取れなくなってしまった。なんかこう、曲がってる部分が丁度はまり込んでしまったのだろうか。まぁこれくらい不便じゃないと釣り合い取れないよな。
最近までいたるところを駆けずり回っていたので、しばらくはこの家でまったりすることとする。本当に良い物件を見つけたものだ。
ゆくゆくはここの武器ラックに世界のどこにもない強大な武器と、とんでもなく堅固な鎧と盾、そして書物を集めて鍛冶屋としてタムリエルに名を轟かせたいな…と夢想するのだった。
元の持ち主には感謝しかない。遺体は丁重に葬らねばと、確認してみると死体が消えていた。
…生きていたのか。