四方山坂太郎ブログ

自分語りとゲームとエロのブログ

武器屋オークのロールプレイ日記 12 下水道でも幽霊退治の巻

目標がふわふわしてるので行き当たりばったりなスカイリム日記です。

盗賊ギルドって一つしか入社ルート無いんですかね。

前回の記事は

 

s-yomoyama.hateblo.jp

石の鑑定をしてくれる人を探して、リフテンは盗賊ギルドへ行くところからです。

薪木の月、17日

リフテンの広場前で、積み荷を全部盗まれたという商人が借金取りに詰められていた。

かわいそうなので借金を肩代わりし、支払いを済ませる。鉄のインゴット数個分のゴールドなんてはした金だし、商人とは仲良くやっていきたい。

借金をチャラにした報告をしたかったが、今日はもう遅い。リフテンの宿屋、ビーアンドバルブに泊まることにした。

ここはどこにでもありそうな宿屋だが、ここでしか味わえないカクテルを出しているらしい。どれも手ごろで、しかも他の酒についているスタミナ回復減退のデメリットが無いと見える。もちろん3つとも購入して味わう。

 

朝。リフテンの馬屋へ報告に向かおうとすると、衛兵が道の真ん中で空気椅子をしていた。

何してるんだろうと見ていたら、盗賊ギルドはラットウェイにいると教えてくれた。あぁ、どうも…

近くで見ると少し浮いていた。未知の召喚魔術師なのかもしれない。

 

特に何事もなく報告を済ませて、偶然来ていたカジートキャラバンと取引をする。彼らは魂石や貴重なインゴットを扱っているので、とてもいい商人だ。すばらしい。

街に戻って、ラットウェイとやらを探す。

 

呪われた地下へ

ラットウェイへの扉を見つけた。

扉には警告文がダガーで貼り付けられており、幽霊が出る噂があるが衛兵が調査するので市民は入らないようにとのこと。幽霊はまぁ得意な方だ。除霊もやったことあるし、薬の準備も十分できている。

地下通路と下水道を祟る悪霊を退治して、そのまま盗賊ギルドを探すとしよう。

 

ラットウェイは静かで、ごろつきの住処だ。名前に違わずスキーヴァーもいた。襲い掛かってきた数人を拳で鎮静化させ、奥へ進むと確かに幽霊はいた。

魔術師の死体のすぐそばに佇み、こちらを一瞥すると鉄格子の向こうへ消える。何か伝えたいのだろうか。

死体は日記を持っており、ある男の後悔について書かれていた。

昔、高名な男が闇の力に手を出していたことを知った彼は兄弟と共にその男を倒したのだという。しかしそれが男を何らかの呪縛を与える結果となったことを悔やみ、息子にその呪縛を解いてほしいと言い残す内容だ。

30年ほど前の手記で、ガーディアンという単語も出ていたため何らかの魔法のアイテムが関係しているともみられる。ここにまだ存在しているかは不明だが、亡霊がいる以上は何かがあるに違いない。

好奇心に従って、亡霊について行って見ることとした。

 

ここはガーディアンの宝物庫というらしい。

煌びやかな名前に対して、おどろおどろしく感じるのは死体が転がっているからだけではない。

部屋の中央には結界の張られた剣と、それを照らす赤く禍々しい光が見える。篝火は赤、緑、青色に輝いていて、それぞれが三方向へ延びる通路の入り口だ。

付呪器の隣に先ほどの日記を書いた人物の過去の日記が置かれており、邪悪な力を持った男と対峙してギルドメンバーの大半を失ったことが書かれている。ギルドとは魔術師ギルドだろうか。

男は魔法の盾を展開し身を守ったが、それゆえにこの場から動けなくなったらしい。呪縛とはこのことらしく、日記を書いた男はきっと介錯を望んでいるのだろう。

どこのだれかは知らないが、過去の因縁を断ち切ってやろうと思う。

まずは左手、赤い篝火の通路に入ってみる。

赤の通路へ

通路の先の広間には高台に佇む亡霊と、その下で戦士風の霊が向かい合っていた。

近づくと亡霊は消え去り、こちらに気づいた戦士の霊が剣を抜いて向かってくる。

相当練度の高い戦士と見え、彼こそガーディアンに違いない。素早い攻撃と隙の無い防御。シールドバッシュも有効に使用してくる。こちらの装備が不十分だったら勝てない相手だっただろう。

ガーディアンを倒すと、彼は跪いて消失した。

辺りには骨が2つ。一つはギルドと協力していたラットウェイの密売人の死体。もう一つは魔術師ギルドの人間と思われるが、どうやら手記によるとターゲットが持っていた剣の魔力で仕掛けた罠が予期せぬ挙動をして閉じ込められてしまったらしい。

邪悪な力とは、中央の間に封印されていたあの剣のことで良さそうだ。

日記にも魔法の罠に干渉した剣の力によって、ターゲットが3人に分裂したことが書かれていた。

つまるところ、あの練度の戦士とあと2回戦闘しなければならないということだろうか。幸い薬はまだある。刀剣マニアではないが、あの剣にどんな力があるのか確かめてみようじゃないか。

緑の通路へ

中央の間に戻ると、地鳴りと共に剣を照らす光が緑に変わった。

なるほどね、光と同じ通路に行けばいいのか。となれば次は入り口から正面の緑の篝火が焚かれた通路に入る。

 

下水だろうか、滝を中央にぐるりと木の足場が組んであった。上の層には亡霊と跪くガーディアン。かなり手練れの魔法使いだった。

亡霊は女性だった。これは日記の中にあったターゲットの妻だろう。おびき寄せるために死体を利用したというのだから、冒涜的な話だ。

牢獄の様な広間には大量の死体が捨て置かれており、どうやら生き残った男は戦闘で仲間を失ったのではなくターゲット共々仲間を封じ込めたらしい。それは後悔の念に尽きないだろうな。ターゲットは仲間の一人だったように読めるので、同じく魔術師ギルドの人間だろうか。

さらに探索を続ける。大きな房に入っていた死体は部屋に入るとともに動き出した。付呪された武器を持っており、魔術師ギルドの者かと思ったがどうやらパイプを持っていただけの密売人。他の密売人のメモにあったボスとはこの男のことだろうか。

金貨一枚で危険な仕事に手を出し、あげく閉じ込められたことに絶望するメモが長々と書き記されていた。

さらにこのメモの中には、剣の魔力によるものかターゲットは倒した相手を味方にできるらしく、この死体も死霊術か何かによって操られていたと見える。

木の足場を下ると、最下層で同じく操られただろう元密売人のスケルトンが襲ってきた。何故か古代ノルドの武器を使う連中だったが、それ以上は特に何もなかった。

青の通路へ

中央に戻ると、剣を照らす光が青に変わる。次が最後だと思いたいが、どうだろう。

青の広間には水が溜まり、おびただしい数の人骨が散乱している。

部屋の奥には日記と、棺にラベンダーの花が供えてある。おそらくはターゲットの妻の棺だ。それに触れたとたん、背後から霊体が襲い掛かってくる。

真っ赤な霊体。怒涛の攻撃を繰り出すこれは憤怒の姿だ。緑の霊体。距離を取りつつ強力な魔法を繰り出してくるこれは恐怖の姿。そして最後に現れたのは剣に呪われ、剣を守る青いガーディアンの姿だ。三体に分裂し永遠に地下通路に封印された男は、放浪の鍛冶屋によって調伏された。

日記には、ガーディアンと化した男についての詳細が記されていた。男が闇の力に手を出したのは妻の死が原因であること。男はブレイズの隊長であったこと。

そして、ガーディアンとしての彼を倒し切ったからだろうか。彼の魂は剣の呪縛から逃れ、広間に戻ったころには妻の亡霊と再会し抱擁する姿のまま消えた。

結界を失った剣は、いまや俺の手の中にある。

この剣の魔法効果は、昼間には炎の、夜間には氷のダメージを与えるというものだ。さらにこの剣で敵を倒すと、魔力と体力を吸い取るという。それは自分の?相手の?

不明だが、呪われた剣を使う気にもなれない。これは家にて保管しようと思う。

何してたんだっけ。

実はブレイズの隊長だったというあの男は霊体の姿ではすぐ消失していたのだが、最後に肉体を伴って最後の戦いを挑んできた。

もちろんブレイズの鎧を着ており、ブレイズの剣と盾を持っており、今では存在しないブレイズの装備というわけで捨て置くわけにもいかず、せっかくなので一式頂いておいた。

もちろん重量は超過。亀の歩みで泣きながら販売用の薬をその場で飲み切り、愛用の斧とツルハシもその場に置いてきた。また作ればよい。

ただしこのまま地下を探索するわけにもいかないので、一旦リフテンの街に戻ってから売れるものは売り、鉱石の類は農場まで行って置いて来ようと思う。所持重量が増える、お供みたいなのがいれば…

ここまで書いて思い出した。いるんだ。日記に書くのをすっかり忘れていたが、いる。

紹介しよう。ヒルダだ。


彼女はヒルダ。結婚云々で各地を走り回っていた頃にロリクステッドの農家が売ってくれた山羊だ。

どうやら荷物を持ってくれるらしく、お供に連れて行こうと思ったが戦闘が続くのでどこかに待機させたまま忘れてしまった。

しかもこの手のペットは、独自の召喚呪文ですぐに目の前に呼び出せる。

まさにこう言う時のために用意されていたかのような優れた山羊だ。ありがとう、ロリクステッドの農家。ありがとう、ヒルダ。

ちなみにペットはほかにもう一匹、錬金術師の小屋で置き去りにされていたシッスルという名前の兎ちゃんがいる。彼(彼女?)は、近くの錬金素材を教えてくれるというとても賢いウサギなのでキッチンに吊るすなんて考えられない。

シッスルもしっかり荷物を持っていけるので、この先ショールのひげを編んだ鎧重量100とか渡されても、たぶん大丈夫だ。多分。

これでラットウェイを探索できる。そういえばラットウェイの入り口に、檻に入れられたままのスキーヴァーがいた。ペットにできそうな雰囲気だったが、スキーヴァーはどうだろう。何かいい能力を持っているのだろうか。毒属性攻撃…とか?

 

気を取り直して、ラットウェイの探索を続ける。

宝物庫のすぐ近くに、スリが死んでいるのを見つけた。日記を見るに、仕事に失敗して落ちぶれ、噂を信じてスキーヴァーを調教してスリの仕事をしやすくしようと思った。とことん運に見放された男は、調教したスキーヴァーを残して麻薬か喧嘩で命を絶たれた。

このままではスキーヴァーが檻の中で死んでしまうだろう。そうなれば寝覚めが悪いので、スリの持っていた鍵で檻を開けて出してやった。ついてくるので、そのまま仲間にする。危なくなったら農園に送る予定だが、ネズミのいる農園って…まぁ普通の事か。

紹介しよう。スクリッチ君だ。

 

スクリッチ君はシッスル君のように食べ物を探してくれるらしいが、あいにくそういうのには困っていない。道を塞ぐうえ敵と見分けがつかないので、農場に帰ってもらうこととした。

結局、ラットウェイで盗賊ギルドは見つからなかった。正確には、誰も「ここが盗賊ギルドですよ」なんて説明してくれる人間はいなかった。

奥にはラグドフラゴンという酒場があり、いかにも悪漢ですよという人間が数人。おそらくここが盗賊ギルドの本拠だ。なにより、リフテンの入り口にいたモールとか言うオッサンの兄貴がここにいた。

しかし全員、取り付く島もない。さらに奥に行けたが、見るや襲ってくるごろつきが数人と、厳重に鍵をかけて閉じこもっている謎の老人、斧を片手にディナーがどうとか言って襲ってくる奴、おそらく帝国軍の敗残兵の男、永遠に命乞いをしているばあさん。ラグドフラゴンではなくここが盗賊ギルドだとしたら、もう滅んだと言っても差し支えないだろう。

ラットウェイを出て、リフテンの街で情報収集をする。

ブリブリブリブリブリリみたいな名前のインチキ薬売りに仕事を貰えば、盗賊ギルドにも話を通してくれるらしいがそんなの御免だ。詐欺の片棒担いで偉そうなブリブリブリブリブリリの手下になるくらいなら鍛冶を捨てて、ついでに珍しい石も捨ててやる。

捨ててやるとも。これがエセリウムだったとしても、飼ってる山羊の腹の中に詰めて巨人の住処に投げ込んでやるつもりだ。

この街には蜂蜜酒で有名なブラックブライアと、マーラの聖堂。タロスの祠、孤児院、それから露店なんかがある。町の人間と仲良くなれば、あるいは石の鑑定に協力してくれるかもしれない。

 

結局のところ、事態は何も変わっていない。ただ少し所持品が重くなっただけだ。

とりあえず出直すとしよう。次に来るときには、この街の問題を全て解決する気で挑む。ダメなら、宝石は巨人に食わせるまでだ。