こんばんは!売れないライターです!
こう言うとかっこいいな。売れないライターってマジで一銭にもならないブログ更新してる人の事じゃないと思うけど。
今回は結構前に話題になったSexyなゲームの紹介をしたいと思います。
SexyというかガッツリSexなんですけどね。
Orc Massage
Orc MassageはTorchEntertainmentが開発するお仕事体験ゲーム。
タイトルでスケベお仕事って書いてあるけど、いかがわしいお仕事では一切ありません。スケベな要素ありの、お仕事体験ゲーム。
主人公のオーク君はゴブリンのボスから「力が強いからいけるいける」みたいなノリでマッサージ屋の仕事を紹介されます。
マッサージ店「オークマッサージ」の全景。綺麗で良い感じのお店です。
はじめてのマッサージ店
言葉の端々からブラック感が出るボスにレクチャーを受け、簡単なマッサージのチュートリアル。意外と丁寧に仕事を教えてくれる上、いつでも見返せるので安心!
顔と翻訳が怪しいが、面倒見は良いボス。ゴブソンは誤字ではなく普通に個人名。だと思う。
マッサージの方法は3種類。力強く叩く、丁寧に揉む、そして優しく押す。簡単でしょ?
スクショは練習用(意味深)のレディ・バルーンだが、実際のお客様は種族やイベント進行に合わせてもっとマッサージが必要な個所が増えていく。
もちろん癒した部位が多いほど、評価はよくなっていくぞ!
木槌は使わないが、広い範囲に効果のある「叩き」は一長一短。
さらにオーク君にはスタミナの概念があり、どんなに客が疲れていてもスタミナが切れるとマッサージ続行不可能になる。
「叩き」で広範囲の疲れを癒していき、残った部分を「揉み」でケアしていくのが基本戦術だ。
これがなかなか面白く、すこし頭を使いながらどうマッサージしていくかの戦略を立てる必要がある。時間制限はたぶんないので、ゆっくり癒していこう。
過剰なマッサージで体を痛めてしまったときには、「押し」でケアできる。
スタミナロスにつながるが、お客さんに痛い思いをさせたまま帰すことにはならないのでそこは安心。
このゲームのヒロインは全て特別顧客という形で登場し、電話予約までしてオーク君のマッサージを受けに来る。
店の知名度が一定以上になれば、新しい顧客が電話をかけてくるというワケ。
放置して他の顧客のイベントを進めてもクレームは入ってこないと思うので、ゆったりマッサージしていこう。
特別顧客にはそれぞれに好感度も設定されている。好感度が上がると… わかるな?
主人公がオークでボスがゴブリンなら、客も普通のOLとかではない。
一番最初にマッサージすることになるタリアさんはたぶんハイエルフの女社長。続く会議に腰が辛そうなので、マッサージ部位も下半身が多めだ。
エーヴァさんはハーピィだけあってマッサージ部位が羽まである上に施術中スマホ見たがるので若干腕が邪魔。
顧客ごとに個性が豊富なので、臨機応変にもみほぐしていこう。
獣人婦警のヴァレリエさん。怪しいオークのマッサージ店を警戒して巡回に来る。かわいいね。
来店した顧客とは軽い会話イベントもある。常連さんと打ち解けていくのも楽しみの一つだ。
今回ヴァレリエさんの施術にしたのは、最初の顧客であるタリアさんはイベントを進めすぎて勝手に脱ぐようになったから。
マッサージの前には事前に体勢を選ぶフェイズがある。
大まかには全身マッサージのうつ伏せスタイルと、それぞれエッチなポージングを鑑賞患部を探りながら行う局所的なマッサージの2種類に分かれている。
仕事柄か種族柄かは分からないが、ヴァレリエさんは全身にポイントがある。
キャラクターごとに疲れの溜まる部位に傾向があると書いたが、実際にマッサージを始めて全身が真っ赤(疲れメーターMAX)のお客さんを見ると「こんなになるまでがんばって…」という気持ちが湧いてくる。
それが仕事へのやりがいにつながる為、プレイしてると正直ここでスケベ要素とかあんまり考えられなくなる。やらないとは言ってないけど。
エロゲの難しい部分は、ゲームが面白すぎるとエロが鬱陶しく感じられ、エロが良すぎるとゲーム部分が鬱陶しく感じられるところだと思う。
オークマッサージはその点がわりとすっきりしており、普通のマッサージからの「特別なマッサージ」がつるんと一つの流れになっているのでゲームのテンポがわりかし良いと感じた。
ちなみに1部位を癒すと、とても気持ちよさそうな声を上げながら恍惚の表情を浮かべる。仕事中ですよね。
一通りの施術が終わると、それぞれのマッサージにお客さんから評価判定を下される。
恐らく評価によって好感度の上昇に幅がある為、新規顧客が来たら張り切って全身を癒して差し上げよう。
後半になると全身マッサージがかなり難しくなってくるため、早く仲良くなりたい(意味深)プレイヤーはよほどオーク君を鍛えていない限りは局所マッサージに移るのが良いだろう。
お帰りになるヴァレリエさん。(Eye have you…)とジェスチャーしてくるが、なんか最初から堕ちかけている。
この退店モーションも凝っており、キャラそれぞれに用意されているので見ていて楽しい。
ついでに最初の顧客、タリアさんの退店モーションはこんな感じ。
タリアさんは、店を出た後に振り返ってねっとり見つめてくる。
なんか最初からこのモーションなので、「なにこの女怖…」となってしまいそうになるくらいねっとりと見つめてくる。初プレイ時は評価がCランクだったため睨まれてるんだと思ったが、妙になまめかしいので「なにこの女怖…」となった。
ちなみにタリアさんは普段着がほぼ全裸だ。他はそうでもない。なにこの女怖…
今作のヒロインはどうやら大体がオーク君に即落ちガン攻めタイプらしく、オークがやってるからという理由で店を選んでいる描写も多いため可哀想なシーンとかは一切ございません。多分。
「これ、変なマッサージじゃないですよね?」みたいな感じのオーク君と、最初から若干落ちかけている上に「リンパが、リンパがね…?」みたいなこと言って全身揉ませようとしてくる、さながら据え膳回転寿司といった感じの客とのやり取りは好きな人には刺さると思う。
要するにソフト逆レだ!
オーク君の育成要素もあり、通販でトレーニング器具を買ってスタミナや筋力を上げることで効率よくマッサージをこなしていくことも可能。
ただ、ヒロインたる特別顧客からの報酬は全部ボスに流れているためオーク君の収入は呼び込みからの一般顧客の対応となる。
その一般顧客のマッサージとは、次々とやってくる顧客の要望通りに左クリックをするという謎のリズムゲーだ。
一般顧客も人間(エルフ?)やハーピィ、獣人など人種や体型も様々だが、女性しか来ない。
カクカク上下に動きながらリズムを取るオーク君はちょっと面白いので一見の価値あり。
リクエスト通りにマッサージすることで店の評判とお賃金が手に入る。
新しい特別顧客やイベントの進行のためにも、ミニゲームの流れ作業でどんどんお客さんを癒していこう。
パーフェクトとなれば帰り際にガッツポーズしてくれる。オーク君も嬉しそうで何よりだ。
と、ここまでで一通りオークマッサージについて紹介をしたが、いかがだろうか。
個人的な感想としては、Steamで定価2000から3000円台で売られている変なシミュレーターゲームと同じ要素が入っていると思うが、それに美少女要素を入れてエロゲにしたのはかなり良い感じだと思った。
全身マッサージが面白いためにこればっかやりたくて、「もっと深くマッサージしてほしい…♡」とか露骨に誘ってくるタリアさんを鬱陶しく思い始めるほどだ。
このゲームはまだアーリーアクセスなので、今後も新要素や新ヒロインが続々登場するだろう。なにせ開発が定期的に広報しているので、展開には期待が持てるというもの。
音楽も画面もゆったりしていて、ヒロインのモデルもかなり良い。本編も稼ぎもテンポよく行えるのが本作のいい点だ。
強いて悪い点を挙げるならば、UI周りがUnity剥き出しで操作性も若干悪いことと、やはり翻訳がガバガバであるところ。テキスト表示の関係だろうが、文末が切れたり句読点の位置がおかしかったりするのが結構気になる。
UIがいいが中身がいまいちなゲームはアプデも碌にしないという経験があるため、その逆を行っているオークマッサージはかなり前のめりで開発にも熱があるように見えて好印象だ。
しかし、このマッサージして好感度を上げて行為に至るという内容。どこかで見た気が…
そんなオークマッサージはSteamで定価1700円!
セールも渋い印象だが将来性がありそうなので、誘い受けくっ殺女騎士モノとかが好きな紳士はぜひ、癒し癒されの素敵なゲームを手にとってはいかがだろうか。